【相棒-劇場版II-】を観て来ました
昨日の放送が「事件はこの後起こった」的な終わり方をしてたので、とるものもとりあえず観て来ました。
結果からいうと、ちょっと肩透かしを食らった感じでしょうか?
パンフレットには美辞麗句が鏤められていますが、観終わったあとの劇場を包む「え、これで終わりなの?」感はハンパ無いものでした。
ま、2時間スペシャルであればかなりのクオリティなんですが、映画としてはどうでしょうか?ストーリーは結構難解だと感じましたが、「ナゾ」のレベルとしては「中」くらいではないかと思いました。
ストーリーそのものに触れるのは止めますが、思いついたことをいくつか書いておこうと思います。
まず最初に、別にタイトル「相棒」じゃなくていいんじゃね?
神戸君がまだ相棒になりきって無い気がするんですよ。亀山君の場合は静の右京に対する動の亀山、またすべてを疑ってかかる右京に対して、たとえ犯人であっても信じる亀山という対比があったわけですが、神戸君の場合、まだ立ち位置が定まって無い気がします。私だけかも知れませんが、今回の映画での神戸君の印象はとても薄い感じがしました。
次に、船の爆破シーンがいい加減杉。
この船の爆破シーンは何度も出てくるので余計気になるのですが、船に設置された爆弾は見かけ上一個です。だけど爆発は2度起こっています。撮影の関係だと思うのですが、こういう細かいところはちゃんと作ってもらいたいと思いますね。爆発が2度起こるのなら、他にも爆弾がある設定にするとか、燃料が誘爆する可能性を示唆しておくとかいろいろあったと思います。あと、船上のコンテナ(?)が露骨に布製で、「はい、ここ爆発しますからねー」的にニオイがプンプンだったのにはがっかりしました。
さらに、右京さんはあんなアクロバティックなことはしないんじゃないでしょうか?
ただ、やるとしたらあんな感じでしょうね。亀山君が居れば亀山君の役割なんですけどね。ただ、あの状況であれば陣川君に花を持たせるのが良かったのではないかという気がします。で、何か失敗する、と。
他にも、ピルイーター大河内がラムネをカリッてやらなかったのは残念だ。とか。
盗聴マイクは木材をくりぬいて埋め込まれていたがそんな悠長なことをしていてバレないのか?とか。
警視庁の陸の孤島と呼ばれ、閑職であるはずの特命係なのに、他の部署と同等のMacが配備されているのはイマイチな感じがする。とか。
右京さんの紅茶の淹れ方が雑で、水滴が飛び散りすぎ。とか。
他にもいろいろあるんですけどね。ストーリーと関係の無い細かいところが気になってしまうのが、僕の悪いクセ。
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