高校生、転落の5歳児救出 ソウルの地下鉄 (共同通信)
朝のみのもんたのワイドショーでも取り上げていた。全く見事であった。五歳児の落ちっぷりも見事なら高校生の判断力も見事であった。あと数秒遅れていたら二人ともアウトだったかも知れない。
もちろんこの少年の活躍を批判するつもりは毛頭無い。
少年の活躍は見事だったわけだが、同じくらい見事だったのはソウル市と地下鉄会社の対応である。
まず、ソウル市だが、ほぼ即日に「勇敢な市民賞」の授与を決定した。
日本だとこんなことはありえないだろうね。まずマスコミが取り上げて、「表彰すべきだ」みたいになって、それからしぶしぶ表彰することになるんだろう。
「良いことをしたら褒める」ことを行政がすばやく実施できるのはとても良いことだと思う。対極として「悪いことをしたら罰する」ことも出来なければいけないのだが。
次に、地下鉄会社の対応。リンクしたニュースの記事には出ていないのだが、少年が卒業するまでの学費を負担し、さらに少年が望めば卒業後その地下鉄会社に就職できることにしたらしい。
就職までってのはさすがにちょっと大げさだと思うけど、「学費を負担」ってのは少年の親に対するボーナスと考えると、いかにも儒教の国っぽい対応だと言えるだろう。
こういったことも日本ではありえない話だろうね。「よい行いに対してカネを出す」ってのが「われわれは何でもカネで勘定しますよ」みたい思われて企業はいやがるからだ。きっと少年の通う高校に対して何かを寄贈したりするんだろうけどね。
カネでいいじゃん。資本主義なんだからさ。
このニュースだけから判断することはできないけど、全般的な雰囲気として、韓国ってフットワークが軽いと思う。カネの稼ぎ方を知っているけどちゃんと使い方も知っていると思う。国会で乱闘があったり、野蛮なイメージもあるけど、勢いがあって良いと思う。日本の国会中継なんてみててもつまんないもんね。
日本もちょっと前まではそうだったような気がするんだけどね。いつからつまんない国になったんだろうか?カネが「稼いで使うもの」から「出来るだけ使わずに増やすもの」になってからいろいろうまくいかなくなったような気がする。
カネは経済の血液なんてよく言われる。技術力は経済の筋肉だろう。教育は基礎体力、家庭は骨格だろうか?今の日本ってどれもダメになってきていると思う。貧弱な体格な上に血がどろどろなわけだ。きっと内臓には株券とか国債とかで出来た脂肪がびっしり付いているに違いない。
なんかタイトルとかけ離れたシメになってしまいましたね。
<< 2005/11/15追記 >>
まず、最初の記事がリンク切れになってしまったので別の記事にリンクしなおしました。
ま、褒めるべきは褒める。で、いいんですが、やりすぎは良くないかも。と、思う。どうやら、某局の某みの氏が日本に招待するなんて言ったらしい。冗談だとは思うが。
韓国でヒーローにされてしまうのは仕方ないにしても、日本に連れてくるのはオカド違いだろう。どうしても会って褒めてやりたいなら某みの氏が自分で行けばいい。校長先生にでもなったつもりか?
ということで、この美談、へんなケチがついてしまいました。残念。
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