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2006-02-15

BTO改め新PC自作その後の後その8

ちょっと間が開いてしまいましたが、別に新PCへの移行作業に手間取っていたわけではありません。

移行作業に手間取るくらいならどれほど良かったか...






水漏れ





「漏」ってヤな字ですね。漏水、漏電、早漏。どれも良いイメージはありません。同じ「出る」にしたって良いイメージになると「放」とか「送」とか「射」とかになるわけですよ。ま「射」はどうでもいいですけどもね。とにかく「漏」が使われる言葉には良い意味を持つものは無いのです。

そう。水漏れしました。ええ、漏れましたとも。水冷システムを使う上での悪夢、水漏れ。次の写真を見てください。

水漏れ

歴然と漏れてます。

それも、ポンプとか、ラジエータとか、水車とかじゃなくってよりにもよってCPUジャケットから漏れてます(青矢印参照)。

水漏れの原因として、最初は「水温の上昇にともない密封系の中の気泡が膨張し内圧が高まったことによる漏水」ではないかと考えました。理由は、しばらく運転を続けると漏れが止まるように見えたからです。しかもこの理由ならS氏による配管時、試験運転中に漏水しなかった理由も説明できます(組み付け後に漏水しなかったのは説明できないケド)。ならば、開放系にして内圧が高まらないようにすれば漏水は止まるのではないかという推測に基づいて、ポンプの注水口を開放し運転してみたのですが、以前にもましてダダ漏れ状態になったため、内圧が理由では無いことが明らかになりました。

となると、どこかに穴があって漏れていると考えるしかありません。しばらく運転すると漏水が止まるのは、漏水による水量の低下に伴う内圧の低下によって漏れが止まると考えるのが妥当なようです。

で、もしかしたら意味は無いのではと思いつつ、漏れた水はティッシュで拭いながら二日間様子を見続けました。ハナを垂らし続けるバカ息子の、それでもいつかはハナタレが止まると信じて、ハナを拭い続ける親の心境です。人間の場合なら、ハナを垂らしつづけていても、そのうち自分で自分ハナの処理くらい出来るようにはなりますが、PCの場合そんな期待はできません。

結局、水は漏れ続けました。

穴と内圧の低下で止まる理論も打ち破られたのです。

結局、状況を説明しうるもっとも妥当な考え方は、「穴があるのは確実」で、「1.運転開始後は水温の上昇に伴って内部の気泡が膨張し、内圧が高まるために漏水」「2.しばらくすると温度が安定し膨張が止まるため漏水量が低下」「3.電源切断後は水温が低下することによって気泡が収縮、内圧が低下することによって気泡が滲入」。で、電源投入ごとに、1~3を繰り返すのではないかということになります。

この連鎖を断ち切ることのできる運用形態は常時通電しかあり得ません。しかし、仮に常時通電であったとしてもCPU使用量が変化すればCPU温度が変化し水温の変化を招くわけで、その結果内圧は変動し均衡は崩れ、漏水と気泡の滲入は永遠に繰り返されるわけです。抜本的な対策が求められていました。

時代の要求に対し、妻は傘のような仕組みを提案し、私は雨樋のような構造を考案しましたが、これらは、漏水を止めることは出来ないという前提に立っており、あまりにも後ろ向きだったためにただちに却下されました。そもそも漏水を止めないことには、いつかは冷却水が枯渇し、冷却性能が低下していくのは必至で、その先に待ち受けるのはシステムダウンだけです。

ま、そんなこんなで「とにかく原因を究明しないことには、打つ手も決められないヮ」ということで、水冷ユニット全体を取り外してドコから漏れてるのか確認しようとした訳ですよ。

S氏の話では水冷ユニットの取り外しには「10分もかかんないよ」とのことでしたが、どうにもこうにも上手く行かず結局30分くらいかかってマザーボードごと取り外してしまいました。

ま、怪我の功名とは良く言ったもので、マザーボードごと取り外したことによって、CPUの周りや最悪マザーボードの裏にまで水が周っているのでは無いかという懸念は払拭することが出来ました。

で、肝腎の漏水箇所ですが、事前調査でCPUジャケットの向かって左側(つまりポンプに直結してるほう)の継ぎ手が怪しいことは解っていたので、そっち側のクリップとかホースの具合を見ようとしてホースをちょっと持ち上げたら継ぎ手部分から「プクク」って感じで中に泡が入ったんですね。

「あ、やっぱココに穴があるんだ」と思って、ホースを継ぎ手に締め付けているクリップをつまんだところ、「グシャポキ」って感じで件(くだん)のコネクタ(?)がもげました。

もげた1もげた2

「ええ~っ」ですよ。だって、もげたんだから。たしかにちょっと力は入れました。入れましたけどね。せいぜいプリッツ三本をまとめて折るくらいの力しか入れてないはずです。それでもげたってことは相当ヒビが入っていたってことですよ。

水冷システム部分はS氏に組んでもらったわけですが、S氏はすでに数台の水冷システムを組み立てた経験を持っていて、うっかりCPUジャケットを破損するようなミスを犯すとは思えません。仮に壊したとしても私に内緒にする理由がありません。なんせ水冷システムはすべてS氏一人で組み立てたんだからですから。

配管時や組み付け時の破損でないとすると、ありうるのは、又も「初期不良」です。

いや~またまた、そんなことあり得ないっしょ。いくら安いとはいっても、検品もちゃんとしているはずだしさ... なんて思いつつ破損したCPUジャケットを仔細に観察してみると...

クラック

クラック! うへ~

もしかするとポッキリ折れた方にも入っていたんでしょうか?今となっては知る由もないですけどね。同一部材なので十分ありえますが。

ただ、仮に折れた方にもクラックが入っていたとすると、配管時、試運転中、組み付け時、その後数日間は漏水が無かったことも説明できます。その間はクラックはまだ「ヒビ」であって「穴」にはなっていなかったわけです。しかし、その間もホースの弾性によって断続的な力を受け続けた継ぎ手部分のクラックは徐々に広がり、遂には亀裂を生じたのでしょう。

そのことをメーカは認めるでしょうか?たぶん無理ですね。「どうせ、馬鹿力で折っちゃったんでしょ?」みたいなこと言われるのは目に見えてます。一応ユーザ登録しましたけどね。一応苦情メールも出しましたけどね。

勢いあまってASKを揶揄するような書き方をしてしまいましたが、実際には全く逆でした。苦情メールの翌日には交換品を送る旨連絡がありました。とてもすみませんでした。ビバASK。

メーカーによる代替品の提供が望めない(仮に交換してくれたとしても数日を要する)以上、自分で手に入れるしかありません。ということで今日は会社を普段よりもカナーリ早く出て秋葉原に向かいました。水冷システムの再構築に必要なCPUジャケット、冷却水、ホース等を購入するためです。しかし、オプションパーツコーナーはあったもの、CPUジャケットは売り切れ。ホースも無くって、あったのは冷却水や、VGAジャケット、HDDジャケットばかり。CPUジャケットはともかくとして、その他のジャケット売っておいてホースがありませんてのはどうかと思うよ>T-ZONE。

結局、空手で帰宅。部材は通販で購入することにしました。それまでは標準クーラーでしのぐことになりそうです。


さて、今回はASKが販売する3R SYSTEMWCL02-120 GOLDという製品を購入したわけですが、もしこの記事を読んでいる方が、水冷システムの導入をお考えになっていて、お金に余裕があるのならばZALMAN等のパーツの供給量が豊富なメーカを選ぶほうが安全かもしれません。それよりなにより、まず ココ を読めって感じでしょうか?


<< 追記 >>

本日秋葉原に行ったわけですが、今ヒザを痛めているのでタクシーを利用しました。大門からなので\2000位かかってしまう計算になりますが、時間が惜しかったのです。

で、本郷通りまで出て、通りすがりのタクシーを停め、行き先を「秋葉原までお願いします。」と告げたわけです。「とりあえず秋葉原の駅でいいですか?」と聞かれたので「とりあえず駅でいいですよ。」と答えたのですが、うっかりその後に「最終的には中央通りなんですけどね。」と付け加えてしまったんですよ。もちろん目指すのはT-ZONE DIY SHOPなので中央通りで合ってはいるんですけどね。でも、素直な運転手さんは、もうただ闇雲に中央通りをめざしたのです。御成門のところで右折した時点でなんかイヤーな予感はしたんだけどもね。予想通り新橋の手前で中央通りに出ちゃって、そのあとはもうグダグダのノロノロで渋滞の中央通りを進み、予定より20分以上、金額にして500円以上余分にかかって秋葉原についたのでした。(先に「中央通り」って言っちゃったのはこっちなので訂正はしませんでした。運ちゃん気弱そうだったし...)

私としてはあのまま本郷通りを北上して、皇居の前を通って、小川町あたりで右折してもらえれば十分だったんだけどもね。

タクシーに乗るだけでケチが付いちゃったわけだけど、今回の「BTO改め自作」に関しては、出来上がる予定のPCのクオリティ以外には本当にイイところが無い。初期不良や故障ばかりが目に付く。イマドキの自作ってのはそんなもんなんだろうか?もし今回破損したパーツをすべて買い直すとトータルで軽く25万を超えてしまうので、最初に予定していたNECの水冷PCをほぼ同スペックで購入するのと大差なくなってしまう(3D性能では明らかに負けている)。今後PCの自作を趣味にするとも思えないなので今回の経験を投資と考えることもできないし... はぁ...


さて、次回は水冷システムの再組み付けの記録になる予定(笑)。現在PCはバラバラなので何もできないしね。


<< さらに追記 >>

翌日職場に行ってみるとS氏が全く同じ製品( 3R SYSTEM の POSEIDON WCL02-120 GOLD )を持ってきてました。「私の水冷ヘッドの交換品が手に入るまでのつなぎで使えるかな」と思って購入したそうです。天晴。さすがS氏です。我が家でちょっとS氏の株が下がり傾向だったのが一気に盛り返すことでしょう。

残念だったのはS氏の購入した製品もCPUジャケットが破損していたことです。同様にクラックが入っていて、継ぎ手部分が砕けていました。

実は昨日T-ZONEに行ったときに店員さんに「CPUジャケットにクラックが入っていたので同一のロットでは同じような障害が発生するかもよ」ってオドシをかけてきたのですが、その際に「参ったなぁ、昨日も一個売れちゃったんですよね~」って言ってたんですが、実は買ったのはS氏でした(笑)。

とにもかくにも、初期不良だったことはほぼ確実なようで、ちょっと安心しました。

さて、故障CPUジャケットを手にT-ZONEを訪れたS氏も店頭で代わりのCPUジャケットを入手できたようでなによりです。

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コメント

おれなら・・・
クレーム拒否されたら・・・
エポキシ系ボンドで接着を試みますw
むか~~~~し、単車のオイルパン(アルミ)に穴をあけてしまったとき、エポキシボンドで直した経験アリ^^;;;
オイル漏れせんかったよ^^d

穴だけなら私もそうするかも。
今回は荷重のかかる部分の「折れ」なのでそうも行かず。とほほ。

交換してもらえないんなら、やってみる価値はあると思うけど・・・
エポキシボンド、結構強いよ。
ま、初期不良なら、交換ですね。

メーカに問い合わせたところ交換してもらえることになりました。なんとかなりそうです。

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