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2006-02-06

BTO改め新PC自作その後の後その6

先日ついに水冷ユニットの組み付けを完了しました。

午前10時に秋葉原に集合(といっても二人だけど)して、おもむろに水冷キットを購入。そのままわき目もふらずに帰宅し、直ちに水冷ユニットの組み付けを開始。午後2時にはほぼ作業を完了しまた。

といってもこの間作業していたのはS氏。私は傍観者に徹していました(笑)。

その後二時間ほど雑談をかねて試験運転。水冷ユニットにはなんの問題も無い。さすがS氏。

さて「BTO」以来、ここまで一枚も写真を掲載しなかったのですが、これといった理由は無くって、ただ面倒くさかっただけです。

なので、出来上がったPCの写真位は載せておこうと思います。

まず全体写真。

全体写真

銀パソです。でも、銀色に塗ってあるんじゃなくってアルミの地色です。シブイですねぇ。

燦然と輝くWinDyのロゴ

しかも、憧れのWinDyですよ。頑張った甲斐がありました。ま、欲を言えば小さすぎて、私には内部でのケーブルの取り回しが難しかったということでしょうか?

ま、その辺はS氏のBTOということで、最終的にはS氏に仕上げてもらったので何の問題も無かったのですけどね。

意外とすっきりした内部

内部はこんな感じで、すっきりまとまっています。私がざっくり組み立てたときには余った電源ケーブルがだら~んってぶら下がってたりしたんですが、やはり手練の仕事はきっちりしてます。

250G×4

今回のPCのキモ(1)である贅沢なディスク構成です。250Gながら4台構成とし、しかも、半分ずつRAID1とRAID0にすることによって安全性と高速性を兼ね備えています。ビデオ編集祭りが終了したらRAID5に移行することも可能です(多分しないけど)。

そしてこれがキモ(2)である水冷ユニットの全景です。

水冷システム全景

上の方にあるのがポンプです。大きめのケースであれば下の方に置いても良いということですが、このケースでは(いまのところ余裕があるものの)将来ビデオキャプチャカードを増設したりする際に邪魔になるので、ポンプを上に逃がすほうが良いだろうということになりました。また、ポンプが上にあると、気泡はポンプ内にたまって循環しないので冷却面から考えても優れているように思えます。

再び燦然と輝くPOSEIDONのロゴ

トップパネルを開けるとPOSEIDONの文字が。かっこいいです。これを見せるためだけにアルミケースに穴開けちゃおうかと思うくらいですよ。

今回はトータルで20万をちょっとオーバーしましたが、ほぼ予定通り。メモリが無印であるのを除けばあとはすべて有名メーカー品ということで(そのメモリも2G搭載ということで実はキモ(3)なんだけども)、品質も問題なし!と言いたいところですが以前の記事でも書いたとおりいくつか問題も。

まず、「ケース背面の排気ファンが電源投入で回らない」件。このファン、WinDyブランドなんですけどね~。ただ、このファンはS氏が持参した(!)電源で定格電圧を与えたところ問題なく回ったので、なんとなくケチが付けにくいです。S氏がいうにはケースファンのコネクタはケース内の温度によって電圧が変化するそうで、起動時には当然ケース内温度は低いのでかかっている電圧が低いのかも?ということでした。でもS氏に借りた同じファンはちゃんと回ったのでちょっと悔しいです。ま、ファンについては代替品を購入してもたいした金額ではないので大きな問題は無いといえるでしょう。

でも、DVDスーパマルチドライブはちょっと話が違います。

まずこの写真を見てください。これが正常な状態です。

正常な状態

ところが我が家に届いたドライブはこんな風になってしまいます。

悲しい現実

DVDのメディアがガイドの下に入り込んでしまってますね。これはガイドが持ち上がりすぎてガイドの下にDVDのメディアが入る隙間が出来てしまったことによるものです。
この状態でも何度かに一度はメディアを認識しますが、大概は認識できずに止まってしまいます。
明らかに設計ミスであると言わざるを得ません。ただ、価格.COMの掲示板を見ても同様の障害は発生していないようなので製品のばらつきによるものなのかもしれません...ま、どちらにしても交換なんですけどね。その間DVDが無いのは痛いです。

ドライブの生産地がインドネシアっていうのも気になってはいたんですよ。Panasonicの光学ドライブといえば九州松下か松下寿の製造だとばかり思っていました。別にインドネシアだからどうこう言うわけではありません。でも長年光学ドライブを作り続けてきた工場の製品では無いということが気になるのです。最近の風潮かここでもクオリティよりもカネが優先されているのかな?なんて悲しい気持ちになってしまいました。

また、PanasonicのDVD-RAMドライバーをインストールすると、休止状態が使用できなくなります。ま、これはドライバをはずせば良いだけかもしれませんが...(OS標準のUDFドライバがあるはずなので)。起動時にフリーズするのも同じ理由かもしれません。

あと他にもいくつかソフト的な問題があり、もうちょっとてこずりそうです。本当のBTOでは本来存在しないはずの問題なので、BTOの価格が高めなのは、こういった問題の回避も含めての値段なんだなとつくづく思いました。

さて、一度は動かしてみたいと思っていたfuturemark社のゲームベンチ3DMark06ですが、惨憺たる結果でした。というか結果出てません。遅すぎて最後まで見てられなかったのです。だって、平均0~1FPSですよ。ゲームっていうかスライドショーです。demoモードにすると、音はスムーズに出るのでなおさら侘しさが募ります。

もちろん今回は3D性能は重視してないので、3DMark06の結果が悪いからどうこうってのはないんですが、実は5~6FPSくらいはでるんじゃ無いかな?と思っていたので結構ショックでした。ちなみに、HDBenchによるCPUやメモリやHDDの性能は十分満足できるものだったので問題なしってとこでしょうか?2Dの描画が若干弱いかな?ってくらいですがおそらく問題無い範囲です。

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コメント

らしくないマイクロタワーですねw
ゲームをしなければ十分なスペック?羨ましい・・・
自作、構成は自由に組めるけど、ソフト絡みが難しいってことでしょうか?

S氏によると、一時期の「自作のほうが高くつく」現象は終わっているそうです。もちろん自作の方が安く上がるってわけではなくって、無駄の無い構成が選べるってことだけどね。

メーカー製PCやBTOには不要なパーツや安定しているけどグレードの低いパーツが使われていることが多いらしくて、何か目的がある場合には無駄な出費がかさむらしい。

今回のPCもOSやバンドルソフトのプリインストール込みで同等のものを組んだら25~30万くらいにはなるはず。

ただ、ソフトの相性みたいなもんは難しくって、まだ休止状態が使えないですよ。もう一回OSを再インストールしかないのかなぁ...

ちなみに、マイクロタワーになったのは熱管理がしやすいからで、フルタワーだと熱溜まりを作らないために内部にもファンが必要になったりするそうです。

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